北新横浜耳鼻咽喉科では下記についての検査を実施しております。当院での検査が難しい場合は、当院のある北新横浜メディカルモール内のクリニックへご案内いたします。
鼻やのどの奥といった直接見えない場所について、電子スコープやファイバースコープを入れ確認します。鼻から入れるため、「おえっ」といった嘔吐反射を起こさずに、中を確認することができます。麻酔も行うため痛みは緩和されます。
電子スコープはスパゲティより少し太めくらいで可動範囲も広く柔軟性に富むため、調節をしながら該当箇所に進めることが可能です。電子スコープは先端にカメラが付いており、ファイバースコープに比べ綺麗な画像にて確認することが可能となっております。
障害や程度、部位を調べるために様々な検査を実施します。
その中でも伝音性難聴と、感音性難聴の区別を重視しています。
伝音性難聴は外耳や中耳にあたる箇所の症状が多いです。例えば耳あかがたまったり中耳炎になったりして音が物理的に伝わりにくい状態などを指します。治療で比較的治しやすい状況になります。
感音性難聴は内耳や脳の機能障害によるため治療が難しいです。両方の難聴が重なる混合性難聴とも呼ばれます。
当院ではアレルギー検査として、主に鼻汁検査と血液検査を行っています。
● 鼻汁検査
綿棒を用い少量の鼻汁をとり、顕微鏡で観察します。アレルギー性鼻炎では好酸球がよく確認できます。
一方風邪といった一般的な急性鼻炎では好中球が多くみられます。
この違いにより、アレルギーか風邪かの区別がつきやすくなります。
● 血液検査
鼻汁検査ではアレルギーの有無が確認できますが、何のアレルギーかまでは確認できません。血液検査はアレルギーの原因を知るために有効です。通常採血と同様に約10ccの血液を採取し、1週間後に結果が判明します。
測定可能な原因物質については200種類近くありますが、保険では13種類までの検査が認められています。